計画、安全性、コストに応じ各種駆動方式を採用しています。
(1.自走式(鉛直設置)、2.自走式(斜め設置)、3.ラック・ピニオン式、4.ワイヤートラクショ方式、5.チェーントラクション式、6.ジャッキ式)
1. 自走式(鉛直設置)
走行車輪を動力により回転させて走行レールと車輪の摩擦力により駆動させます。
水平走路に適している最もオーソドックスな方式です。
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2. 自走式(斜めタイプ)
走行レールを傾けて設置することで主フレームの軸力をレールに直線的に流し、
主フレームの断面をスレンダーにすることで軽快感を高めた方式です。
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3. ラック・ピニオン式
走路にラックを配し、噛合わせたピニオンを動力により回転させて駆動させます。水平走行の場合、移動側にラックを配する方法もあります。
勾配のある走行路に対応する一方、ラックとピニオンの位置関係を保つ必要があるため走行路に高い剛性が求められます。
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4. ワイヤートラクション式
ウインチによりワイヤーロープを巻き取り、巻き戻しをして駆動させます。走行路に高い剛性が必要なく、レール変形や制度の影響を受けにくい方式です。
勾配のある走行路や超高負荷に対応できるため、大規模施設の駆動機構に優位な方式です。
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5. チェーントラクション式
チェーンを動力により押し引きして駆動させます。走行路が水平でも勾配でも対応します。
小~中規模施設の駆動機構に優位な方式です。
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6. ジャッキ式
油圧や電動ジャッキの伸縮により駆動させます。伸縮ストロークに限度があるので短いストロークに適する。
回転を伴う駆動方式に優位な方式。
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