株式会社ギンビス 古河工場倉庫棟
ビルダー:株式会社染谷工務店 (茨城県)
- 倉庫・作業場
- 空撮動画あり
1930年に東京都墨田区錦糸町に小さなお菓子メーカーとして産声を上げて、現在では「アスパラガスビスケット」などのお馴染みのお菓子を年間約1,000万個ほど販売されています東京都中央区の 株式会社ギンビス 様。
茨城県古河市の古河工場内にシステム建築で倉庫棟を建設いただきました。
YouTube 「株式会社ギンビス 古河工場倉庫棟」空撮
古河工場全景
中央の建物群が 株式会社ギンビス 様の古河工場です。
古河工場は、株式会社ギンビス 様の国内唯一の生産拠点になります。
左側の背の高いサイロが並ぶ場所から右側の建物側面にロゴが入る建物までが古河工場敷地です。
敷地奥に一直線に伸びる高架は東北新幹線の高架です。手前が東京方面です。
東北新幹線の車窓からはサイロ上の赤文字の「ギンビス」ロゴが見える位置にあります。
新倉庫棟外観
敷地入口側の道路に面するこちらの建物が、このたびシステム建築で建設いただきました新倉庫棟です。
敷地正面側からの空撮
建物は、間口68.7m x 奥行28.0m の製品出荷倉庫です。
間口を3等分する約22.9m毎に2列の室内柱を設けた仕様の建物です。
奥行方向の鉄骨主柱間隔は、すべて広めとなる7.2m間隔を適用しています。
外壁は、高断熱なサンドイッチパネル「フラットヴァンド35H(横貼り)」のホワイト色です。
敷地入口側となる壁面には、株式会社ギンビス 様の会社名ロゴとお馴染みのお菓子商品3種類のパッケージがプリントされて、お菓子工場を訪れた方を賑やかなパッケージが出迎えてくれます。
倉庫棟正面には、yess建築が得意とするビルドH梁による出寸法7.0mの鉄骨現し大庇が設けられています。
跳ね上げ式タイプで軒先・ケラバの化粧パネルはコーポレートカラーの赤色で仕上げ塗装がされています。
建物奥側からの撮影
yess建築の妻面大庇は、通常5m程度の長さの庇が設置可能です。
5mを超えて軒高の80%程度の長さの大庇を設置する場合には、建物本体の間柱を強固にすることで対応可能となっています。
建物裏手側も出寸法5.8mの大庇を設けています。
株式会社ギンビス 様のロングセラー菓子「アスパラガスビスケット」は1968年に誕生してから2018年に50周年を迎えられて、2019年からはお菓子の形状を想起させる1月11日を「アスパラガスビスケットの日」と制定されたそうです。
横河のシステム建築「yess(イエス)建築」も産業建築製品のスタンダードを目指して、お施主様に末永くご愛顧いただける製品となりますようにメーカー・ビルダー共により精進してまいりたい次第でございます。
株式会社ギンビス 様の古河工場倉庫棟は2018年10月に竣工しました。